黒田日銀総裁、「現時点で追加緩和不要」

黒田日銀総裁は7日の衆院財務金融委員会で、
米中貿易摩擦などで世界経済への
先行き懸念が強まっていることに関し、
「現時点で追加金融緩和が必要になる
とは考えていない」と述べました。

また、7月末の金融政策修正については
「ステルステーパリング(隠れた緩和縮小)
では全くない」と強調し、「事実上の正常化」
との見方を否定、国債取引が回復している
として「一定の成果を挙げた」と訴えました。