英中銀、政策金利を0.75%に据え置き

イングランド銀行(英中央銀行)は20日
政策金利を0.75%で据え置くことを
全会一致で決定しました。

英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る
不透明感がここ1カ月で「著しく高まった」と
指摘するとともに、原油価格の下落でインフレ率が
近く目標の2%を下回るとの見方を示しています。

同時に発表された議事要旨では、金融政策委員会
(MPC)が、ブレグジットを巡る混乱を憂慮していることが
明らかになりました。

また英中銀は、第4四半期の成長率を前期比0.2%とし、
11月時点の予想の0.3%から小幅下方修正し、
2019年第1四半期も同様な状況と予想しました。

議事要旨は「ブレグジットの不透明感が、
前回会合以降、急速に高まった」とし「これらの
不透明感が英金融市場を圧迫している」と
指摘しています。