2011-11-21から1日間の記事一覧

仏国債利回り上昇、格付けにマイナスの影響も=ムーディーズ

米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、 フランス国債利回りの最近の上昇や先行きの景気見通しの弱さが、 仏格付けにマイナスの影響を与える可能性があると指摘した。シニアクレジットオフィサーのアレクサンダー・コカーベック氏が、 21日付の「ムー…

エジプトで軍への抗議デモ続く、警官隊と衝突で10人死亡

エジプトの首都カイロ中心部で20日、暫定統治を行う 軍最高評議会に抗議するデモ隊と警官隊が衝突、 少なくとも10人が死亡した。早期の民政移管を求めるデモは18日から行われており、 19日にも2人の死者が出ていた。ムバラク政権が崩壊したエジプトでは、今…

中国、ホットマネー流入の取り締まり継続=国家外為管理局

中国国家外為管理局(SAFE)は21日、国境を越えた 違法な資本の移動、特にホットマネーの流入を 引き続き厳しく取り締まる方針を示した。 ウェブサイトに公開した声明で明らかにした。声明によると、SAFEは今年前半に1865件、 160億ドル相当の違法な資本流入…

リーマン・ショックのような危機へのリスク意識必要=日銀会合議事要旨

日銀は21日、資産買入基金の5兆円増額による追加緩和を 打ち出した10月27日開催の金融政策決定会合の議事要旨を公表。何人かの委員が欧州債務問題について「発生確率は 必ずしも大きくないものの、リーマン・ショックのような 日本経済にきわめて大きな影響…

10月の貿易収支は2カ月ぶり赤字、円高などで輸出低調

財務省が21日に発表した10月貿易統計速報によると、 貿易収支(原数値)は2738億円の赤字となった。円高や世界経済減速などで輸出が3カ月ぶりに減少に転じ、 全体の貿易収支は2カ月ぶりに赤字となった。輸出低調の背景について財務省では「欧州債務危機を背…

オリンパス問題あっても日本企業への見解は不変=バフェット氏

米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は21日、 福島県で記者会見した。オリンパスの損失先送り問題をきっかけに、日本企業の企業統治 (コーポレートガバナンス)への信頼性が揺らいでいるとの指摘が あるなかで、バフェット氏は「オリンパス問題が起きて…

オリンパス、反社会的勢力への資金流出は認められない=第三者委

オリンパスは21日、企業買収時の資金が反社会的勢力に流れた 可能性があるとの一部報道について「これまでの調査において、 かかる事実は認められない」との文書を第三者委員会から 受け取ったと発表した。米ニューヨーク・タイムズ紙は18日、オリンパスの損…

消費税上げ第1弾、2013年10月以降に税率7、8%へ

五十嵐文彦財務副大臣は21日午後、都内で講演し、 消費税率の引き上げ時期と幅について、1回目の引き上げは 衆議院議員任期満了後の2013年10月以降になるとした。第1弾で現行5%の消費税率を7、8%に引き上げ、 残り2〜3%は2015年4月か10月になるとの認識を…

消費税増税は民意踏まえ対応、実施前に「信を問う」=野田首相

野田佳彦首相は21日午前の参院予算委員会で、社会保障と税の 一体改革における消費税率の引き上げについて、2011年度内に 法案を国会に提出し、増税実施前に「国民に信を問う」との 考えを改めて表明した。その上で、実施に際しては「民意を踏まえた対応はあ…

米赤字削減は合意困難に、超党派委が21日にも「失敗」表明へ

米財政赤字削減策を協議している超党派の特別委員会は、 合意期限の23日が目前に迫る中、税制や歳出の見直しをめぐる 与党・民主党と野党・共和党の溝が埋まらず、21日にも 合意不可能を宣言する公算となった。超党派委員会が23日までに今後10年で少なくとも…

スペインで政権交代へ、経済悪化に不満高まり与党が歴史的大敗

スペインで20日実施された総選挙で、与党の社会労働党が大敗を喫し、 中道右派の国民党が政権を奪回することになった。サパテロ首相は退陣し、国民党の マリアノ・ラホイ党首(56歳)が新首相に就任する予定。ラホイ党首の首相就任は12月20日ごろになるとみ…

ブラジルが2011年GDP成長率予想を3.8%に下方修正

ブラジル政府は18日、欧州債務危機の悪化と米景気低迷を理由に、 2011年の国内総生産(GDP)伸び率予想を、 4.5%から3.8%に下方修正した。財務省と連邦予算局のリポートによると、ブラジルでは、 経済活動が鈍化しているにもかかわらず、今年のインフレ率…