2012-08-11から1日間の記事一覧

夏の閑散期?

今週の為替相場は、夏の閑散期が 色濃く出るものと思います。日本では、お盆休みが意識されるなど、 多くの会社が休みに入ります。以前ほどではないにしても、休みをまとめて取る 会社は多く、市場取引も細ることが予想されます。この傾向は、海外ではもっと…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しとなっています。特に、日本や欧州では最新のGDP値が発表されます。各国で経済成長がどのようになっているのか、 大いに注目されます。また、米国では小売統計、物価指標、 鉱工業生産など、主要経済指標が発表されます…

米国、食料危機回避へバイオ燃料政策変更すべき=国連

国連食糧農業機関(FAO)のダシルバ事務局長は、 世界が食料危機に陥る危険性があるなか、 農作物は燃料よりも食料として重要とし、 米国はバイオ燃料政策を変更すべきとの考えを示した。事務局長は、10日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙に寄稿し、 …

米当局、2010年に米主力行に公的支援なしの再建計画策定求める

ロイターが入手した資料によると、米連邦準備理事会(FRB)と 米通貨監督庁(OCC)は国内の主要金融機関5行に対し、 重大な問題に直面した場合に備え、破綻を回避する再建計画を 策定するよう指導し、その際に政府による支援を織り込まないよう 強く求めてい…

ロンドン五輪、地元企業への経済効果は期待外れ=調査

大手会計事務所デロイトが10日発表したリポートでは、 ロンドン五輪が地元企業にもたらす経済効果は、 当初の期待ほど大きくなっていないことが分かった。同社がロンドンを拠点とする大企業100社を対象に 実施した調査では、五輪開催後の1週間で需要が 増加…

英FSAがLIBOR改革素案、一部取引で代替指標を使用

英金融サービス機構(FSA)のマネジングディレクター、 マーティン・ウィートリー氏は10日、LIBOR (ロンドン銀行間取引金利)改革の素案を提示した。その中で同氏は、既存の枠組みやガバナンスは もはや目的に沿っていないとして改革が不可欠と述べ、 一部…

中国、国家備蓄からトウモロコシとコメを放出=国家糧食局

中国国家糧食局は10日、国家備蓄から トウモロコシとコメを放出すると発表した。米国の干ばつによる被害でトウモロコシの価格が 世界的に急騰するなか、インフレを抑制し輸入を削減する。放出の規模など詳細には触れていない。穀物の備蓄放出は、昨年9月に約…

豪中銀、2012年成長率見通しを3.5%に上方修正=金融政策報告

オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は10日発表した 金融政策報告の中で、力強い内需や鉱山ブームなどを理由に、 2012年の国内総生産(GDP)伸び率見通しを 従来の3%から3.5%に上方修正した。一方、豪ドル高がこれまで以上に大きな 成長圧迫要因にな…

輸出環境に好転なし、改善になお時間=8月日銀金融経済月報

日銀が10日公表した8月の金融経済月報は「輸出は持ち直しの動きが 緩やかになっており、生産も足元弱め」とし、7月の判断を下方修正した。特に輸出は、「取り巻く環境にはっきりとした好転の動きは 確認されておらず、改善が明確になるには、なお時間を要す…

LIBOR問題、検査・監督で各行の管理体制確認=松下金融相

松下忠洋金融担当相は10日の閣議後会見で、英当局が ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作問題で 三菱東京UFJ銀行の行員を調査していることに関連し、 一般論として、金融庁は検査・監督を通じて各金融機関の 内部管理体制を確認しており、仮に問題が…

消費増税、公共事業ばらまきには絶対使わせない=安住財務相

安住淳財務相は10日、消費増税を含む社会保障・税一体改革 関連法案が可決・成立したことを受けて記者会見し、 消費増税の税収の使途について、年金・医療・介護・ 少子化対策に充て、社会保障関係費以外に 「ビタ一文使わない」と述べ、「公共事業のばらま…

インド当局、競争法違反の疑いで自動車メーカーを調査中

インド政府は9日、インド競争委員会(CCI)が 自動車メーカーが競争法令に違反していないかどうかの 調査を実施していると明らかにした。ただ、調査対象となっている 企業は明らかにしていない。政府高官は議会に提出した文書で、CCIは 複数の自動車メーカー…