2012-09-04から1日間の記事一覧

ムーディーズがEU格付け見通しネガティブに、主要国の見通し反映

ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、 欧州連合(EU)の長期発行体格付け「Aaa」の見通しを 「ステーブル(安定的)」から「ネガティブ(弱含み)」 に変更した。また、中期債(MTN)プログラムの暫定(P)格付け 「Aaa」の見通しについても、「ステ…

スペインのアンダルシア州、10億ユーロの緊急融資を政府に要請

スペイン南部のアンダルシア自治州は3日、 中央政府に10億ユーロ(12億6000万ドル)の 緊急融資を要請した。中央政府への支援要請は、カタルーニャ、バレンシア、 ムルシアの各自治州に次いで4州目となる。豪中銀、オフィシャルキャッシュレートを3.50%に据…

ブルガリアがユーロ導入計画を放棄、欧州危機受け=報道

ブルガリアは、欧州連合(EU)域内の景気悪化や EUの将来をめぐる不透明性が高まっていることを理由に、 これまで進めてきたユーロ導入計画を放棄した。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が3日、 同国のジャンコフ財務相の発言として報じた。同相は同…

スロバキア副首相、ECBの無制限の国債買い入れに反対表明

スロバキアのライチャーク副首相は3日、 債務危機対策の一環として欧州中央銀行(ECB)は 無制限の国債買い入れに踏み切るべきではない との立場を示し、反対を唱えるドイツに同調した。スロベニアで開かれている政治・経済に関する会議に 出席している同副…

オーストリア国民の6割強、ギリシャへの支援に反対=世論調査

3日発表された最新の世論調査によると、オーストリア国民の3分の2が、 財政問題を抱えるギリシャへの欧州連合(EU)による一段の支援について 反対の立場を取っている。調査会社のKarmasinがオーストリア紙、ホイテの依頼で 500人を対象に実施した世論調査で…

ユーロ圏に日本型の低成長・低インフレリスク=オーストリア中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの ノボトニー・オーストリア中銀総裁は3日、 ECBの大規模な資金供給にもかかわらず ユーロ圏の資金需要は依然鈍いとし、ユーロ圏には インフレリスクよりも日本が経験した長期の 低インフレと低成長に陥るリスクがあると…

スイス中銀、フラン上昇抑制へ引き続きあらゆる努力=総裁

スイス中央銀行(SNB)のジョルダン総裁は、 スイスフランの上昇抑制へ引き続きあらゆる努力をするとし、 通貨高は国内景気への脅威となりデフレリスクを 高めるとの見解を示した。中銀は1年前から対ユーロで1.20スイスフランを上限としているが、 総裁は講…

ECBによる国債買い入れ、EU規則に抵触しない=ドラギ総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、ECBによる 国債買い入れは欧州連合(EU)の規則に 抵触しないとの考えを示した。 総裁の欧州議会での発言記録をロイターが入手した。総裁は欧州議会の非公開の委員会会合で、 「国債の償還までの期間が1年、2年、 もしく…

欧州自動車大手、人員削減などリストラにようやく本腰

夏季休業が明けた欧州の大手自動車メーカーは、 工場閉鎖や人員削減などリストラ策を 積極的に推し進めようとしている。ただ、米自動車メーカーは3年前、 すでにリストラを済ませており、 欧州の取り組みは遅きに失した感が あるとの声も聞かれる。米政府は2…

独国民はギリシャに不信感、ユーロ圏残留の回答は4分の1=世論調査

英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙とハリスが 実施した世論調査によると、ギリシャはユーロ圏に 残留すべき、もしくは他国の支援を受けるべきと 考えているドイツ人は4分の1にとどまった。イタリアとスペイン国民への調査では、 ギリシャに対してドイツほ…

独経済相、ECBの債券購入に反対する独連銀総裁を支持

ドイツのレスラー経済技術相は、欧州中央銀行(ECB)による ユーロ圏諸国の債券買い入れにバイトマン独連銀総裁が 反対していることを支持する考えを示した。経済相は3日付のライニッシェ・ポスト紙に対し 「債券買い入れはインフレを招く危険があり、 恒久…

仏国民の将来への悲観度、2005年以来最悪に=世論調査

ディマンシュ・ウエスト・フランス紙の委託でIfopが実施した 世論調査で、フランス国民は自国の将来について 2005年以来最も悲観的となっていることが分かった。調査では、回答者の68%が自国の将来について 「むしろ」または「極めて」悲観的と回答。新大統…

欧州、債務危機解決への決意を実行に移す時=IMF

国際通貨基金(IMF)は31日、ユーロ圏が債務危機解決への 決意を示していることが金融市場の不安をこれまで鎮めてきたが、 現在はその決意を実行に移すべき時に来ているとの見解を示した。その上で、実行できなければ、投資家の忍耐が 限界に達する可能性が…

「欧州全体への問題波及は不可避」、ジャクソンホール会合で専門家が指摘

米ワイオミング州ジャクソンホールで開催された 経済シンポジウムでは、欧州債務危機対応について 様々な論文が発表された。多くの専門家は、欧州債務危機の問題が域内全体へ 波及することは避けられない、との見方を示した。マサチューセッツ工科大学のクリ…

米FRB議長、労働市場の停滞「深刻な懸念」

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は31日、 ワイオミング州ジャクソンホールで講演し、 米経済は「困難な」課題に直面しており、 失業率の低下ペースは遅過ぎるとした上で、 FRBは景気回復を加速させるために 必要に応じて行動すると言明した。ただ、…