2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ギリシャ民営化の遅れ懸念、来年国債発行の可能性=EU・IMF

欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)は、 17日公表したギリシャの財政再建の 進ちょく状況に関する報告書で、 民営化ペースが鈍いことに懸念を表明した。ただ全般的な財政再建への取り組みについては 一定の評価を示し、2014年にも国債市場に 復帰する可能…

円の下値を探る動きに

今週の為替市場は、円の下値を 探る動きに変化はないと思います。目先の大きな円の下値メドは105円程度を 意識する向きが多いことで、同水準を意識する 動きが強まるのではないかとみています。日銀は、今週開く金融政策決定会合で 新たな関索を打ち出すのか…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。各国とも、経済の行方に 関心が集まっています。特に、欧州の景気の先行きに 対する関心は一段と強まっています。今まで、欧州の牽引役と見られていた ドイツの景気動向に関心が集まっています。米国では、多少…

金利上昇、投資家の株シフトなどが要因=麻生財務相

麻生太郎財務相は17日午前の衆議院財務金融委員会で、 足元の長期金利の上昇について、投資家などの目が 株にシフトしているなどの要素があると分析し、 株高となれば株に資金が動くのは常識との認識を示した。その上で、長期金利の上昇に対しては、日銀が …

主要国中銀の緩和策は奏功、出口戦略にリスクも=IMF報告書

国際通貨基金(IMF)は16日に公表した報告書で、 2007〜2009年の世界的な金融危機を受けた 主要国中銀による景気刺激策について、奏功したと 評価した上で、出口局面で中銀に大幅な損失が 出る可能性や、国境を越えて混乱が広がるリスクが あると警鐘を鳴ら…

米経済なお回復途上、追加緩和策の効果見極めは時期尚早=ラスキンFRB理事

米連邦準備理事会(FRB)のラスキン理事は16日、 米経済は財政引き締めによる大きな足かせに直面しており、 完全に健全な状態からはなお程遠いとし、FRBの 追加緩和策の効果を評価することは時期尚早との考えを示した。理事は講演原稿で「米経済は金融危機及…

中国、為替の弾力化で一段の取り組み不可欠=ブレイナード米財務次官

ブレイナード米財務次官(国際問題担当)は16日、 中国の為替政策について、内需を拡大し世界経済の 成長を促すため、人民元の弾力性向上に向けて 一段の取り組みを行うべきとの見解を示した。 外交問題評議会での講演の準備原稿で述べた。財務次官は「為替…

橋下氏の慰安婦発言は「言語道断で侮辱的」、米国務省が非難

米国務省のサキ報道官は16日、日本維新の会共同代表の 橋下徹・大阪市長が第2次世界大戦中の旧日本軍の 慰安婦について「必要だった」などと発言したことについて、 「言語道断で侮辱的」だと非難した。サキ報道官は「当時、性を目的として人身売買された 女…

オランド仏大統領、ユーロ圏経済政府の創設を主張

オランド仏大統領は16日、ユーロ圏として独自予算や 借入権限、統一税制、専任大統領を兼ね備えた経済政府を 創設すべきと主張した。 大統領就任から1年を迎え、記者会見で述べた。前日発表された1〜3月期の国内総生産(GDP)は 前期比0.2%減少、2四半期連…

主要中銀の流動性供給は過剰、問題解決につながらず=独財務相

ドイツのショイブレ財務相は16日、主要中銀による 金融市場への流動性供給は行き過ぎとの見方を 示すとともに、ゼロ金利に警鐘を鳴らした。ベルリンで開かれた会合で語った。財務相は「世界的に中銀(による供給)を通じて 流動性が過剰になっている」とし、…

世界の主要中銀、緩和策解除遅らせるべきでない=BIS総支配人

国際決済銀行(BIS)のカルアナ総支配人は16日、 世界の主要中銀は景気支援策の解除を 遅らせるべきではないとの見解を示した。OMFIF主催のイベントで述べた。主要中銀は過去5年に導入した金融緩和策の解除に 着手すべきとの議論が高まっているとし、「(緩…

ユーロは過大評価、ECBは輸出業者支援する必要=欧州委員

欧州委員会のタヤーニ委員(産業・起業担当)は16日、 ユーロは過大評価されているとの見解を示し、欧州中央銀行 (ECB)はユーロ高に苦しむユーロ圏の輸出業者を 支援する必要があるとの考えを示した。同委員は記者会見で「ユーロは欧州の 企業にとり、高過…

EU当局が銀行の資産調査実施へ、ストレステストは来年に先送り

欧州連合(EU)の銀行監督当局は、ストレステスト (健全性審査)の信頼性向上に向け、大手行による 資産の分類・評価方法を調査する。この結果、今年のストレステストの 実施は来年に先送りされる。欧州銀行監督機構(EBA)が16日、 明らかにした。資産調査…

トルコ格付けを投資適格級に引き上げ=ムーディーズ

ムーディーズ・インベスターズ・サービスは16日、 トルコ国債の格付けを1段階引き上げ、 投資適格級となる「Baa3」とした。 見通しは「安定的」。ムーディーズはトルコ経済、及び財政に構造的な改善が 見られたことが背景としている。フィッチ・レーティング…

ロシア中銀が外貨準備の米ドル比率引き上げ、ユーロ引き下げ

ロシア中央銀行は16日に公表した年次報告書で、 中銀が前年、外貨準備に占める米ドル、カナダドル、 豪ドルの比率を引き上げる一方、ユーロの比率を 引き下げていたことが明らかになった。今年1月1日時点のロシア外貨準備における 各通貨の比率は、米ドルが4…

飯島氏が北朝鮮ナンバー2と会談、米高官「事前説明なかった」

朝鮮中央テレビ(KRT)は16日、北朝鮮を訪問中の 飯島勲内閣官房参与が、同国ナンバー2の 金永南最高人民会議常任委員長と会談したと報じた。会談の内容は明らかになっていないが、日本のメディアは 拉致問題などが話し合われた可能性があるとしている。飯島…

長期金利の動向注視、国債利払いに影響=山口財務副大臣

山口俊一財務副大臣は16日の会見で、国債市場で 長期金利が上昇傾向にあることについて、 国債の利払い費にも影響するので「しっかり 注視していくということに尽きる」と語った。ただ、現段階では年央にとりまとめる予定の 中期財政計画の中身に大きな影響…

ブルームバーグの情報閲覧、JPモルガンが詳細開示求め法的要請

米金融情報サービス大手ブルームバーグの 顧客情報閲覧問題に絡み、米JPモルガン・ チェースは15日、ブルームバーグ・ニュースの 記者がJPモルガンのどのような情報を 閲覧できていたのかの詳細を示すよう、 正式に法的要請を行ったと発表した。ブルームバー…

米財務省、デフォルト回避へ17日正午に緊急措置の第1弾発動

米財務省は15日、政府借り入れの余地がなくなることを 回避するため、17日正午から州・地方政府向け証券 (SLGS)の発行を停止すると発表した。連邦債務の上限は5月19日まで暫定的に 引き上げられているが、これ以降も国債の利払いが 継続できるようにする緊…

為替の弾力性向上、成長促進に必要=ブレイナード米財務次官

米財務省のブレイナード財務次官(国際問題担当)は15日、 新興国による為替の弾力性向上は世界経済の成長促進に 必要との考えを示した。同次官は 国際通貨基金(IMF)と世界銀行の強化を 目的に設置されたブレトンウッズ委員会に出席。「主要先進国の多くで…

スイス中銀、ブルームバーグ記者が顧客情報閲覧したか調査中=報道官

スイス国立銀行(中央銀行)は15日、 米金融情報サービス大手ブルームバーグの記者が、 中銀が設置している同社端末の利用状況を 閲覧したか調査していることを明らかにした。スイス中銀の報道官は電子メールによる声明で 「われわれはこの問題で他の中銀と…

フランスは信頼される改革プラン提示すべき=欧州委員長

欧州委員会のバローゾ委員長は15日、フランスは信頼される 構造改革プログラムを提示すべきと指摘した。バローゾ委員長はこの日、ブリュッセルで オランド仏大統領と会談する予定。委員長はラジオ番組で、財政健全化目標の達成期限を 延長してもらいたいなら…

金融庁、ブルームバーグの情報閲覧問題で事実確認中=関係筋

米金融情報サービスのブルームバーグの記者が 顧客の端末の利用状況などを閲覧していた問題について、 金融庁が事実関係の確認を進めていることがわかった。 関係筋が15日、明らかにした。金融庁では、同社の端末を行政面での情報収集などに 用いており、利…

株価上昇「バブルでない」、円安は当面の輸入物価上昇要因=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は15日午後の参院予算委員会で、 最近の株価の上昇について、「現時点ではバブルと 考えていない」との認識を示した。また、為替円安が当面の輸入物価の上昇要因に働く との見解を示したが、雇用や賃金の拡大などを含めた バランスのとれ…

長期金利の動き、引き続き注視していきたい=菅官房長官

菅義偉官房長官は15日午後の会見で、長期金利が 上昇していることについて、株価上昇で債券から 株式への資金シフトが起きているとの認識を示した上で、 金利水準についてはコメントを控えたいが、(金利の) 動きは注視していきたいとの考えを示した。菅官…

日銀は物価安定に責任果たしてもらいたい、雇用拡大は政府が努力=首相

安倍晋三首相は15日午後の参議院予算委員会で、 雇用を拡大する責任の所在に関連して「日銀は 物価安定目標に向けてしっかり責任を 果たしてもらいたい」との考えを改めて示した上で、 「それを達成する中で、(国民経済の健全な発展に 資するという)理念の…

ECB、ユーロ圏銀行同盟の完全導入時期をめぐりドイツと見解に相違

14日の欧州連合(EU)財務相理事会を前に、 欧州中央銀行(ECB)とドイツの間で ユーロ圏銀行同盟の完全導入の時期を めぐって意見の食い違いが見られる。ドイツがより緩やかなペースでの導入を 望んでいるのに対し、ECBは2014年半ばまでの 導入を求めている…

ECB、ユーロ圏銀行同盟の完全導入時期をめぐりドイツと見解に相違 14日の欧州連合(EU)財務相理事会を前に、 欧州中央銀行(ECB)とドイツの間で ユーロ圏銀行同盟の完全導入の時期を めぐって意見の食い違いが見られる。ドイツがより緩やかなペースでの導…

ECB、ユーロ圏銀行同盟の完全導入時期をめぐりドイツと見解に相違 14日の欧州連合(EU)財務相理事会を前に、 欧州中央銀行(ECB)とドイツの間で ユーロ圏銀行同盟の完全導入の時期を めぐって意見の食い違いが見られる。ドイツがより緩やかなペースでの導…

ECB、ユーロ圏銀行同盟の完全導入時期をめぐりドイツと見解に相違 14日の欧州連合(EU)財務相理事会を前に、 欧州中央銀行(ECB)とドイツの間で ユーロ圏銀行同盟の完全導入の時期を めぐって意見の食い違いが見られる。ドイツがより緩やかなペースでの導…