2013-05-19から1日間の記事一覧

米政府の借入能力維持に向け一連の措置講じる用意=財務長官

米法定債務上限の一時凍結期間が週末に切れるのを前に、 ルー米財務長官は17日、政府の借入能力維持に向け 2600億ドル程度を確保するべく、一連の措置を 講じる用意があるとの見解を示した。長官は議会指導部宛て書簡のなかで「2011年に起きた 瀬戸際政策の…

英中銀、カーニー次期総裁就任後に政策余地増す可能性=金融政策委員

イングランド銀行(中央銀行)のウィール金融政策委員は17日、 インフレが将来低下するという兆しが若干見えてきている現状では、 カーニー次期総裁が就任した後は中銀の政策で経済を刺激する余地が 高まる可能性があると述べた。同委員は、インフレターゲッ…

スロベニアの長期外貨建て格付けを引き下げ=フィッチ

フィッチは17日、スロベニアの長期外貨建て格付けを 「Aマイナス」から「BBBプラス」に引き下げた。 見通しは「ネガティブ」に据え置いた。フィッチは声明で「銀行の資本増強にかかる費用を めぐって、当局とフィッチとの間で依然、見解に 大きな隔たりが存…

ECBの金融政策、長期間緩和的に=クーレ専務理事

欧州中央銀行(ECB)当局者は17日、ECBの 金融政策スタンスは長期間緩和的になるとの見解を示した。ユーロ圏の景気後退が続く中、ECBは今月の理事会で 主要政策金利を過去最低の0.5%に引き下げ、 主要リファイナンスオペの全額供給を少なくとも 来年7月まで…

ECB、低インフレ踏まえ追加緩和の余地ある=レーン欧州副委員長

レーン欧州副委員長(経済・通貨問題担当)は17日、 ユーロ圏のインフレが低水準にあることをから、 欧州中央銀行(ECB)には追加金融緩和の余地が あるとの見方を示した。副委員長はセミナーで「インフレの観点に立てば、 追加金融緩和の余地があるようだ」…

キプロスめぐるリスクは異例の高さ、緊縮実行が不可欠=IMF

国際通貨基金(IMF)は17日、キプロスのぜい弱な 国内銀行セクターや経済情勢を考慮すれば、同国が 直面するリスクは「異例に高い」と指摘し、緊縮計画を 完全に実施することが不可欠との見方を示した。IMFはスタッフ報告書で、キプロス経済は 銀行セクター…

ギリシャ民営化の遅れ懸念、来年国債発行の可能性=EU・IMF

欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)は、 17日公表したギリシャの財政再建の 進ちょく状況に関する報告書で、 民営化ペースが鈍いことに懸念を表明した。ただ全般的な財政再建への取り組みについては 一定の評価を示し、2014年にも国債市場に 復帰する可能…