米政府の借入能力維持に向け一連の措置講じる用意=財務長官

米法定債務上限の一時凍結期間が週末に切れるのを前に、
ルー米財務長官は17日、政府の借入能力維持に向け
2600億ドル程度を確保するべく、一連の措置を
講じる用意があるとの見解を示した。

長官は議会指導部宛て書簡のなかで「2011年に起きた
瀬戸際政策の二の舞を避けるためにも、議会はできるだけ
速やかに(債務上限引き上げを)行うことでデフォルト
債務不履行)の脅威を除去すべきである」と述べた。

財務省は今週、対応策の第一弾として
州・地方政府向け証券(SLGS)の売却を停止。

その他の措置とあわせ、9月2日のレーバーデーまでは
連邦政府債務不履行を回避できるとした。