2014-08-08から1日間の記事一覧

地政学的リスク、ドルの重石に

今週の為替相場は、地政学的なリスクが ドルの重石になる可能性が強まっています。ウクライナ情勢で、ロシアが欧米の制裁策に 対抗措置を打ち出したことで、この問題が 大きなものになってきました。これまでは、欧米が中心となってロシア制裁を 強める動き…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。影響の大きな経済指標の発表は 少ないのですが、意外性のある数字が 出ると金融市場に大きな影響が出ると思います。米国では 【13日】 7月の小売売上高(予想前月比0.3%増、前回0.2%増) 7月の小売売上高除く…

米軍機がイラクで空爆開始=米国防総省報道官

米軍機が8日、イラクのクルド人自治区の 中心都市アルビル近郊で、イスラム教スンニ派の 過激派組織「イスラム国」に対し空爆を行った。米国防総省の報道官が明らかにした。イスラム国がクルド人勢力に 攻撃を加えたとされる。アルビルには米関係者がいる。

日銀が輸出と生産を下方修正、雇用・所得と消費は前進

日銀は8日の金融政策決定会合で、昨年4月に導入した 「量的・質的金融緩和政策」(QQE)の継続を全員一致で 決めた。景気の総括判断を「基調的には緩やかな回復を 続けている」に据え置いたが、輸出と生産の 判断を下方修正。一方、雇用・所得環境や個人消費…

日銀が輸出・生産を下方修正、「目標あくまで物価」と総裁強調

日銀は7〜8日の金融政策決定会合で 政策の現状維持を決めた。景気判断も「基調的には緩やかな回復を続けている」 との従来判断を据え置いたが、項目別では輸出と生産の 判断を下方修正した一方で、雇用・所得の判断を 小幅引き上げた。黒田東彦総裁は会見で…

米家計、景気後退の影響が尾を引く=FRB調査

米連邦準備理事会(FRB)が7日公表した家計調査で、 先の景気後退の影響が尾を引いていることが 浮き彫りとなった。FRBが大規模な家計調査を実施するのは初めて。調査は昨年秋に実施した。これによると、回答者の42%が 高額商品の購入を延期したと回答。18…

米大統領がイラク限定空爆を承認、過激派の北部侵攻で

オバマ米大統領は7日、イラク北部に展開している イスラム過激派組織「イスラム国」に対する限定的な 空爆の実施を承認したと表明した。「イスラム国」がイラク北部のクルド人自治区の 中心都市アルビルに向けて進攻した場合、 現地の米国人を保護することが…

英中銀、政策金利と資産購入枠を据え置き

イングランド銀行(英中銀)は7日、政策金利を 過去最低の0.5%に据え置き、資産買い入れ枠も 3750億ポンドに据え置いた。速いペースで進む景気回復を定着させる 狙いで現行の政策を維持した。英中銀は声明を発表しなかった。

ECB総裁がウクライナリスク警告、対応用意

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は7日の 理事会後の記者会見で、ウクライナ情勢が ユーロ圏経済に対するリスクとなっている との認識を示し、ユーロ圏がデフレに陥る 危険性があれば量的緩和(QE)実施も 辞さない姿勢を示した。 また、QEの対象には資産担…

弱い6月輸出・生産、14年度成長率下押しへ=富士通総研・早川氏

元日銀理事の早川英男・富士通総研エグゼクティブ・フェローは7日、 消費増税の駆け込み需要の反動が4、5月には概ね想定内で推移したが、 6月の鉱工業生産や輸出、賃金などの経済指標はやや弱いと指摘した。その上で2014年度の実質経済成長率は0.6%程度と …