2015-02-05から1日間の記事一覧

来週のG20会合、欧州経済が主要議題に=カナダ財務相

カナダのオリバー財務相は4日、来週9〜10日に トルコのイスタンブールで開催される20カ国・地域 (G20)財務相・中央銀行総裁会議について、欧州の 経済問題が主要議題になるとの認識を示した。オリバー財務相は「会合の主要議題はもちろん、 成長が低迷しデ…

ギリシャのユーロ圏離脱、可能性は20%に上昇=ZEW所長

ドイツの欧州経済センター(ZEW)のクレメンス・ フュースト所長は、ギリシャで反緊縮を掲げる 新政権が発足したことで、同国がユーロ圏を離脱する 可能性は以前のゼロから20%程度に上昇した との見方を示した。ロイター・ユーロ圏サミットでの インタビュ…

ギリシャの銀行システム、緊急流動性支援枠で完全に保護=財務省

ギリシャ財務省は5日、国内銀行システムは ギリシャ中銀を通じた緊急流動性支援枠(ELA)により 完全に保護されているとの認識を示した。また、欧州中央銀行(ECB)がギリシャ国債及び 同国が保証する証券を担保として認める特例措置の 解除を発表したことは…

ドイツがギリシャの反緊縮策に反発、支援団との合意の順守求める

ドイツ政府は、ギリシャが反緊縮政策を打ち出している ことに対し、前政権が国際支援団と合意した内容を 順守するよう求めていることが分かった。ロイターが入手した文書で判明した。この文書は、5日に予定されているユーロ圏の 財務担当高官らによる会議の…

ギリシャめぐる見解、ユーロ圏と大きく違わず=メルケル首相

ドイツのメルケル首相は4日、ギリシャ新政権が 債務と国際支援の条件について再交渉を試みていることに 関して、ドイツと他のユーロ圏諸国との間に大きな見解の 相違はないと述べた。メルケル氏はマルタのムスカット首相との 共同記者会見で、「ユーロ圏加盟…

ドラギECB総裁、イタリア国債格付け訴訟で証言へ

格付け機関によるイタリア国債の格下げをめぐる訴訟で、 イタリアの中央銀行総裁を務めていたドラギ現欧州中央銀行 (ECB)総裁が南イタリアのトラーニの裁判所で 証言を行う見込みだ。S&P、フィッチ・レーティングス両社と、 S&Pの現・旧社員5人、フィッチ…

ECB、ギリシャ国債への適格担保規定の特例措置解除

欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャ国債及び同国が 保証する証券について、担保として認める特例措置を 11日から解除することを決めた。特例措置の解除で、ギリシャ中央銀行が 国内行への資金供給を担うことになる。ECB内では多くが、支援と引き換えに約束した…

ギリシャの債務枠組み変更、IMF協議せず=声明

国際通貨基金(IMF)は4日、対ギリシャ支援策に 含まれる債務の枠組みの変更について同国と 協議していないとする声明を発表した。IMF報道官の名前で発表された声明は、「現行の (支援)プログラムには債務の扱いに関する合意済みの 枠組みが含まれているが…

中国人民銀が追加緩和、預金準備率を50bp引き下げ

中国人民銀行(中央銀行)が4日、追加緩和に踏み切った。全ての商業銀行を対象に預金準備率を 50ベーシスポイント(bp)引き下げた。銀行の貸し出しを促し、減速する景気を下支えする。業界全体を対象とする預金準備率の 引き下げは2012年5月以来約2年半ぶり…

物価目標達成、就任時見通しより遅れる=岩田日銀副総裁

日銀の岩田規久男副総裁は4日午後仙台市内で会見し、 2013年3月に就任し4月に量的・質的緩和を打ち出しときの 個人的な見通しと比べると2%の物価目標達成時期は 遅れると述べた。ただし物価の基調は変わらないため、政策は昨年10月の 追加緩和による対応で…

国債市場の流動性低下見られず、買い入れ継続は可能=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は4日午後の衆院予算委員会で、 2%の消費者物価指数(CPI)目標について、できるだけ 早期に実現するとの考えは変わらないと述べた。昨日の国債金利急騰に関して市場流動性の低下は見られず、 物価目標の安定的達成まで国債買い入れの継…