2015-10-10から1日間の記事一覧

レンジ圏でのもみ合いを継続か

今週の為替相場は、レンジ圏での もみ合いを継続か。米国の利上げについて、否定的な見方が FOMC議事録で明らかになりました。市場では、市場が想定しているよりも、 FRBは慎重な姿勢を示しているとの見方が 出ています。市場では、9月に利上げが実施されな…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。各国の経済の状況が気掛かりです。中国経済の鈍化が各国経済にどのような 影響を与えているのか、足元の経済指標を 見極めてみたいと思います。米国では 【14日】 9月の小売売上高(予想前月比0.2%増、前回0.2…

世界景気リスク増大、中国なお成長に寄与=オズボーン英財務相

英国のオズボーン財務相は9日、世界景気リスクが 増大しており、自国も影響を受けるとの認識を表明した。ただ、中国経済については楽観的な見方を示した。同氏はIMF年次総会で「米英のほか、インドなどの 一部新興国経済に幾分明るさが見られるものの、 全般…

新興国の弱含み、ドイツ経済見通しへのリスク=ショイブレ財務相

ショイブレ独財務相は、政府として今年、及び 来年の国内実質成長率を1.8%と見込んでいるとし、 新興国経済の弱含みが見通しへのリスクと なっているとの認識を示した。財務相は国際通貨基金(IMF)会合向けの声明で 「現在の新興国経済の減速がドイツ経済…

G20、為替政策のコミットメント順守すべき=米財務長官

ルー米財務長官は9日、20カ国・地域(G20)が 為替政策へのコミットメントを順守する必要性を 強調した。ルー長官は、ペルーのリマで開かれている 国際通貨基金(IMF)、世界銀行の年次総会の合間に、 韓国の崔ギョン煥(チェ・ギョンファン) 経済副首相兼…

日本経済、向こう数四半期にわたり緩やかに回復=麻生財務相

麻生太郎財務相は9日、日本経済は向こう 数四半期にわたり緩やかに回復していく との見方を示した。同財務相は、4〜6月の国内総生産(GDP)が マイナス成長となったことについて、悪天候などの 一時要因より個人消費が抑制されたためと指摘。アベノミクスで…

ギリシャ債務問題、返済猶予大幅延長必要=IMF幹部

国際通貨基金(IMF)のトムセン欧州局長は、 ギリシャ公的債務問題は改革を行うだけでは 解決できず、欧州の債権者らが返済猶予期間や 償還期間を大幅延長することが必要との認識を 示した。同氏は記者会見で「ギリシャの債務は 非常に持続不能な水準に陥っ…

多国籍企業税逃れ防止、G20財務相が規則採択

20カ国・地域(G20)財務相は、ペルーの首都リマで 開いた会合で多国籍企業の税逃れ防止に向けた一連の 規則を採択した。 G20財務相は、経済協力開発機構(OECD)が 策定した対策を支持することで合意。OECD案は現行の国際ルールの抜け穴を塞ぐもので、 関係…

世界経済への悪影響回避へ最善尽くす=フィッシャー米FRB副議長

米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長は9日、 米利上げが差し迫る中、世界経済に悪影響をもたらすことが ないよう、FRBは最善を尽くしていると語った。フィッシャー副議長はCNNインターナショナルに対し、 「FRBは金利や市場における不必要なボラテ…

中国東北部はゼロ成長の可能性、減速激しい=稲葉・元日銀理事

元日銀理事の稲葉延雄・リコー取締役兼リコー 経済社会研究所所長は9日都内で講演し、 中国経済について「北京周辺や東北部の成長率は ゼロ%との見方があり、減速が激しくなっている」 と指摘し、現地に進出している日系企業は 「決済不履行が起こらないか…

短期市場で資金調達が拡大、付利との裁定や円転需要で=日銀調査

日銀が9日公表した金融市場調節の対象先や 短期金融市場の主要な参加者を対象にした アンケート調査によると、日銀当座預金の 超過準備に対する現行0.1%の付利金利を 目安とした裁定取引や、外貨から円に転換する 円転需要などを背景に、短期市場での資金調…

英利上げ時期、米FRBに左右されず=カーニー中銀総裁

イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁は、 英利上げ時期について、必ずしも米連邦準備理事会 (FRB)の利上げを待つことはないとの認識を示した。国際通貨基金(IMF)年次会合のセミナーで述べた。総裁は「FRBの利上げのタイミングが英中銀の 利上げ時…

新興国経済の減速、日本の景気や輸出に影響=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は8日、新興国経済の 減速が日本の景気や輸出に影響していることは 確かとの認識を示した。ただ、日本の消費は底堅く、設備投資も強いとし、 日本経済が緩やかな回復を続けているという メインシナリオは変わらないと強調した。中国経済に…

世界経済と市場の動向を注視、リスク検証へ=日中韓財務相会合

日本と中国、韓国の財務相と中央銀行総裁は8日、 リマ(ペルー)で会談し、世界経済の成長が予想を 下回っている状況や市場動向を注視し、アジア経済への 影響とリスクを検証することで合意した。会合後に出された声明では「各国は国内及び地域の 経済成長を…

各中銀に失敗余地なし、世界は「平凡な」成長環境に=IMF会合

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事、 イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁、 ブラジルのレビ財務相は8日、IMFが開いた パネルディスカッション会合に出席した。この中で、世界的に低成長となるなか、各中央銀行には 失敗できる余地がほとんどない…

世界各国、成長支援と緩和リスク対処の双方必要=IMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は8日、 世界各国に対し、経済成長を支援すると同時に、 緩和マネーに起因する金融リスクにも対処するよう 呼びかけた。 同専務理事はリマで開かれている年次総会で 「グローバル・ポリシー・アジェンダ」を発表した。…

FOMC議事要旨、世界景気減速で「追加情報を待つのが賢明」

米連邦準備理事会(FRB)は8日、9月16、17両日の 連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。参加者は米経済について利上げ開始が正当化できる 状態に近いと確認したものの、世界経済の減速が 米景気を回復軌道から逸脱させることはないとの 一段の確…

英中銀、8対1で政策金利据え置き決定、軟調なインフレ見通し示す

イングランド銀行(英中銀)は8日、政策金利を 過去最低の0.50%に据え置くことを決定した。同時に公表された金融政策委員会の議事要旨によると、 委員会は8対1で政策金利の据え置きを決定。マカファーティー委員1人が25ベーシスポイント (bp)の利上げを主…

ユーロ圏、銀行不良債権問題に対処する必要=プラートECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は8日、 ユーロ圏は銀行の不良債権問題に対処する必要が あるとの認識を示した。 同専務理事は記者会見で、ユーロ圏の最もぜい弱な 国では銀行の不良債権比率が18%に上っていると指摘。「欧州で銀行に対するバックス…

中国などの影響で経済見通しに影、判断は時期尚早=ECB議事要旨

欧州中央銀行(ECB)が公表した9月3日の 理事会議事要旨によると、中国など新興国市場の 不透明感によりユーロ圏の景気減速の可能性が あるが、現段階でその影響を判断するのは 時期尚早との見解がECBエコノミストから 示されていた。議事要旨では、ECBの首…