ECB、国債買い入れの期間は未定=ゴンサレスパラモ専務理事

欧州中央銀行(ECB)のゴンサレスパラモ専務理事は25日、
流通市場での欧州国債買い入れの期間は決定していないと明らかにした。
スペイン紙ABCのインタビューで語った。

同専務理事は、異例措置となる国債買い入れプログラムについて、
ECB理事会の圧倒的多数で承認されたものであり、
政府の影響は受けていないと主張。

「われわれは今後このプログラムの将来を決めるが、
政治的要求への回答としてこれを開始したわけでは
まったくない。われわれは世界で
最も強硬に独立を守る機関だ」と語った。

また、ECBは国債買い入れよりも物価安定により集中すべき
との批判に対しては、ECBのインフレ抑制への取り組みを擁護し、
「ECBほど物価安定に細心の注意を払う中央銀行はない」と述べた。