他の欧州諸国からの債務削減要請、阻止する必要=メルケル独首相

メルケル独首相は28日、欧州首脳がギリシャ国債の50%減免で
合意したことを受け、他国が債務減免(ヘアカット)を
要請することを防ぐ必要があるとの見解を示した。

メルケル首相は「他の欧州諸国からのヘアカット要請は
阻止されなければならない」と述べた。

また、投機的な要素や「シャドーバンキング」に対する
規制を強化し、抑制していくことが重要と語った。

さらに、ソブリン債危機は欧州だけでなく米国や日本に
影響を及ぼしたとして、克服するまでには何年もかかるとの見方を示した。