ハンガリー支援めぐる協議、再開は未定=IMF調査団長

国際通貨基金IMF)のハンガリー調査団を率いる
クリストフ・ローゼンバーグ氏は28日、同国への
金融支援に関する正式協議が再開されるかどうかは
決定されていないと述べた。

IMFハンガリーとの協議を1月に再開するかとの
ロイターの質問に対し同氏は電子メールで回答を寄せ、
IMFハンガリー政府に対し、同国の脆弱な状態を踏まえると、
あらかじめ合意された条件の下でのスタンドバイ取極め(SBA)の
適用が最善との立場を伝えたことを明らかにした。

その上で「ハンガリーは差し迫った資金調達の必要性に
直面していないため、こうした取極めの利用は
予防的措置として扱われる。

あるプログラムに関する事前準備は、当該国の政府が
SBAの原則に沿って物事を進めるとの意思を示すまで、
継続することはできない」と指摘。

「正式協議が開始されるかどうか、開始される場合は
いつになるのか、何も決まっていない」とした。