ユーロ圏、年明け早々国債入札相次ぐ 1週目には独仏など

ユーロ圏では年明け早々に国債入札が相次ぐ。

第1週目の独仏を皮切りに、第2週目には
イタリアやスペインも入札を実施。

このうち4月までにおよそ1000億ユーロの国債償還や
利払いに直面するイタリアに対して、
市場では特に懸念が高まっている。

2012年第1週目のユーロ圏の
主な国債入札予定は以下の通り。

【1月3日】
フランスが短期国債入札を実施。

ベルギーが期間3カ月と6カ月の財務省証券、
オランダが最大60億ユーロの期間3カ月と
1年の短期証券の入札を実施。

【1月4日】
ドイツが50億ユーロの10年債
(2022年1月4日償還・表面利率2%)の入札を実施。

ポルトガルは最大10億ユーロの
3カ月財務省証券の入札を実施。

【1月5日】
フランスが70億〜80億ユーロの長期債入札を実施。