インドネシアは国内需要の高まりを受け、
原油輸出の停止を検討している。
副エネルギー相が26日、明らかにした。
ただ、停止する時期は示さなかった。
インドネシアは原油を主にオーストラリア、
中国、日本、韓国に輸出している。
中銀の最新の統計によると
10月の輸出量は日量約47万7000バレル。
インドネシアが輸出を停止した場合、
アジア地域の原油需給がひっ迫する恐れがある。
副エネルギー相は記者団に対し「インドネシアは
基本的に輸出より国内需要を優先する。需要が増大し、
生産が減少していることから、原油輸出の停止を
検討している」と述べた。