財政健全化、金利低位安定の今取り組むべき=野田首相

野田佳彦首相は30日午前の参院本会議で、
ギリシャの財政危機について「国債市場が
安定していた時期に、歳入と歳出のかい離を
放置して財政健全化への取り組みを怠ってきた事に
根本的な原因がある」とし、日本の教訓として
金利が低位で安定している今の段階で、
財政健全化に取り組むべきと理解している」と語った。

また、衆院解散については、東日本大震災からの復興や
原発事故の収束、経済再生、社会保障と税の一体改革などを挙げ、
「これらの改革を成し遂げることなく、
解散を考えることはない」と述べた。
みんなの党水野賢一議員の質問に答えた。