米連邦住宅局、住宅ローン保証料を引き上げ

米連邦住宅局(FHA)は27日、住宅ローンの保証料を
引き上げることを明らかにした。
準備資金を増強することが狙い。

FHAの保証付きローンを組む
コストが若干上昇することになる。

期間30年の大半の住宅ローンについて、
保証料を75bp引き上げる。
同局の幹部が会見で明らかにした。
4月1日以降に実行される住宅ローンに適用する。

FHAは、保証料の引き上げで
約12億5000万ドルの歳入を見込んでいる。

同局の資本準備は昨年、
過去最低の26億ドルまで減少。

2008年の金融危機で民間金融機関の住宅ローンが
縮小したため、FHAローンのシェアは急速に拡大している。