2012-02-28から1日間の記事一覧

米連邦住宅局、住宅ローン保証料を引き上げ

米連邦住宅局(FHA)は27日、住宅ローンの保証料を 引き上げることを明らかにした。 準備資金を増強することが狙い。FHAの保証付きローンを組む コストが若干上昇することになる。期間30年の大半の住宅ローンについて、 保証料を75bp引き上げる。 同局の幹部…

米住宅市場の低迷が景気回復を阻害=デュークFRB理事

米連邦準備理事会(FRB)のデューク理事は、 国内住宅市場の低迷が景気回復への 「大きな足かせ」との見解を示した。ロイターが入手した28日の議会証言原稿で同理事は、 「過去の低金利状況と比べて住宅市場の反応が鈍いことは、 金融以外の要因が住宅ローン…

英HSBC、イラン関連取引で刑事訴追の可能性も

英銀行持ち株会社HSBCホールディングスPLCは27日、 同社がイラン関連の取引などをめぐり、不正資金取引に 関与した疑いで刑事・民事訴追される可能性があると表明した。規制当局への申請書類で明らかにした。同行をめぐっては、複数の米当局が 不正資金取引…

ギリシャ銀、債務交換で資本枯渇の恐れ=ムーディーズ

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは27日、 ギリシャ債務交換による損失負担で同国の銀行の資本基盤は ほぼ枯渇する恐れがあり、政府による資本増強後も、 国内銀行セクターは著しいリスクに直面するとの見解を示した。ギリシャは24日、民間…

S&P、ギリシャを選択的デフォルトに格下げ

S&Pは、ギリシャのソブリン格付け(長期CC、短期C)を 選択的デフォルト(SD)に引き下げた。ギリシャ政府が、一部のソブリン債についての規定を変更、 民間の全債券保有者に債券スワップを求める集団行動条項 (CAC)を加えたことに対応した措置。S&Pは、債…

EFSFの格付け見通し、「ネガティブ」に変更=S&P

格付け会社S&Pは27日、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の 格付け見通しを「デベロッピング」から「ネガティブ」に変更したと発表した。長期格付けは「AAプラス」に据え置いたものの、 見通しの変更により2年以内に格下げされる可能性がある。S&PはEFSFの…

再選なら新EU条約に関する国民投票実施せず=仏大統領

フランスのサルコジ大統領は27日、RTLラジオで、 大統領に再選された場合、財政規律強化に向けた 新たな欧州連合(EU)条約に関する国民投票を 実施することはないと言明した。大統領は、4月に第1回投票が実施される大統領選挙で 再選を勝ち取った場合、政策…

ギリシャ支援に成功の保証ない、恩恵はリスク上回る=独首相

ドイツのメルケル首相は27日、対ギリシャ第2次支援が 100%成功する保証はないとの考えを示した。 第2次支援に関する議会での投票に先立ち、 首相は議員らに対し「対ギリシャ第2次支援が 100%成功する保証はない」と指摘。ただ、支援を後押しすることによっ…

1〜2日のEU首脳会議、ファイアウオール決定ない見通し=バローゾ欧州委員長

バローゾ欧州委員長は27日、欧州債務危機に取り組む上で 利用可能な資源の強化に関する決定について、 3月中に行われるものの、1〜2日の欧州連合 (EU)首脳会議では見送られるとの考えを明らかにした。委員長は記者会見で「3月中にファイアウオール向け資源…

ユーロ圏財務相が3月1日、ギリシャ問題協議=ユンケル議長

ユーログループのユンケル議長(ルクセンブルク首相)は27日、 ユーロ圏財務相が3月1日にブリュッセルで ギリシャに関する問題を協議することを明らかにした。ユンケル議長は声明で「財務相は、現在進められている (民間部門の)ギリシャ債務交換、及びギリ…

中国、国境を越えた資金フローの監視強化へ=国家外為管理局

中国国家外為管理局は27日、ウェブサイト (www.safe.gov.cn)上に声明を掲載し、 人民元は昨年下半期に大きく変動した後、 今年は均衡水準に向かっていくとの 見通しを示すとともに、発展途上にある 外国為替市場で投機を抑制するため、国境を越えた 資金フ…

ECBの長期オペ資金、銀行は実体経済に回すべき=ドラギ総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、銀行に対し 長期リファイナンスオペ(LTRO)で得た資金を 実体経済に回すよう求めた。ECBは29日に2回目のLTROを実施する。総裁は20カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)後の会見で、 「今年の資金調達を満たしたと判断す…