米大統領が警戒態勢指示、ビンラディン殺害から間もなく1年で
米軍の特殊部隊が国際武装組織アルカイダの
元指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を殺害してから間もなく
1年となるのを前に、オバマ米大統領がアルカイダによる
報復攻撃の可能性に警戒態勢を敷くよう命じたことが
分かった。ホワイトハウスが26日明らかにした。
ホワイトハウスのカーニー報道官は、ビンラディン容疑者が
殺害された5月1日に合わせ、アルカイダなどの武装勢力が
攻撃を計画しているという信頼できる情報は現時点で
得られていないとしたものの、「アルカイダ系武装勢力などが、
依然として米国本土を狙った攻撃を意図していると考えている」と強調。
オバマ大統領が、米国民を守るために必要なあらゆる措置を
取るよう指示したことを明らかにした。