タイ中銀、ユーロ圏問題悪化なら金利で経済支援の用意=総裁補

タイ中央銀行のパイブーン総裁補は30日、
ユーロ圏の問題が悪化した場合は、
金利を通じて経済を支援する用意があると述べた。

同総裁補は記者団に「欧州情勢から何らかの影響が
生じた場合、中銀はその緩和に向けて行動する用意がある。
3%という政策金利は比較的低いが、経済の状況に応じて
調整する余地はなおある」と述べた。

中銀は、第1・四半期の経済成長率が高水準だったことから、
今年の成長率を6%、ないしそれ以上と予想している。