一体改革関連8法案が衆院通過、消費増税法案への民主反対57票

衆議院は26日午後の本会議で、社会保障と税の
一体改革関連8法案の採決を行い、民主、自民、
公明など与野党の賛成多数で可決した。

8法案のうち、記名投票となった社会保障制度改革推進法案は
賛成378票、反対84票、認定子ども園法案は賛成377票、
反対85票、消費増税を含む税制抜本改革法案は賛成363票、
反対96票で可決された。

NHKによると、消費増税を含む税制抜本改革法案への
民主党内からの反対は57票あった。

鳩山由紀夫元首相は採決後、「この数字は重い数字だ。
執行部は真剣に考えないといけない」と語った。

石原伸晃自民党幹事長は、投票結果を受けて
「(民主党は)ガバナンスのない政党だ」と批判。

参議院での審議に向けて、「60人近い方が反対されたままで、
参議院で(法案が)可決できるのか。そこをしっかり見て、
ただすべきことはただしていくことになる」と語った。

衆議院の会派別所属議員数は、民主党・無所属クラブ289、
自由民主党無所属の会120、公明党21、共産党9、
新党きづな9、社会民主党市民連合6、みんなの党5、
国民新党3、新党大地・真民主3、たちあがれ日本2、
無所属12、欠員1。