スペイン・伊・仏、EU首脳会議合意事項の早急な実施呼びかけ

スペイン、イタリア、フランスの3カ国は24日、
先の欧州連合EU)首脳会議での合意事項を
早急に実行に移すよう呼びかけた。

スペイン外務省がウェブサイト上で声明を発表した。

6月28〜29日に開かれたEU首脳会議では、
特に暫定的な欧州救済基金である欧州金融安定ファシリティー
(EFSF)とその後継で恒久安全網である欧州安定メカニズム
(ESM)の「柔軟で効果的な利用を通して、ユーロ圏の
金融安定を確保するために必要なことを行う」ことが合意されている。

声明はこの合意事項に直接言及はしていないが、
この中でスペインのデビゴEU問題担当政務次官は、
欧州理事会での合意事項と、合意事項の実施との間に
懸念すべきかい離が存在する」としている。