ドイツ政府は27日、同国が欧州中央銀行（ECB）と同様、
ユーロ圏の存続を確実にするために、できる限り
行動する用意があると表明した。
一方で、欧州救済基金への
銀行免許付与には反対の立場を改めて示した。
政府報道官は会見で「ECB総裁はユーロ圏を維持するために
必要なことは全て行なうと言明した。ドイツ政府もユーロ圏を
存続させるために政治的に求められることは全て行なう」と述べた。
ECBと同様に、同国として
役割を果たす意向を示した。
一方で、ドイツ財務省報道官は27日、欧州救済基金への
銀行免許付与は欧州条約で禁止されているとする
政府の見解を確認した。
