FRB議長、上院財政委で「財政の崖」めぐる経済リスク説明

減税失効と歳出の自動削減開始が重なる「財政の崖」
問題をめぐり、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は19日、
米上院財政委員会で経済的リスクについて説明した。

会合は上院財政委のボーカス委員長
民主党)が要請し、非公開で行われた。

議長はこれまでにも、議会の対応が遅れた場合の
経済的影響について繰り返し警告している。

13日の連邦公開市場委員会FOMC)終了後の会見では
「問題が解決されなければ、金融政策だけで財政の衝撃による
影響を十分に軽減することはできない。そのため不測の事態に
備える必要がある」と指摘。

「財政政策担当者が協調して解決策を
見い出すことが極めて重要」と述べた。