独財務相、ギリシャ債務で合意できなかった経緯を与党に説明=関係筋

ドイツのショイブレ財務相は21日朝、
与党キリスト教民主同盟(CDU)議員に対して
ギリシャ債務削減策で前日のユーロ圏財務相会合で
合意できなかった事実を報告、ギリシャ
債務削減目標を2020年とするか2022年とするかで
折り合わなかったことを明らかにした。

非公開で行われた会合に出席した
複数の関係筋がロイターに明らかにした。

関係者のひとりによると、ショイブレ財務相
2020年と2022年の問題で国際通貨基金IMF)と
合意できなかったほか、2014年までに生じる
140億ユーロの資金ギャップをどう埋めるかに
ついても見解の相違があったと説明した。

財務相は、ギリシャが短期債務で90億ユーロを
自力調達できる可能性を指摘したという。

別のCDU議員によると、債券買い戻しも
解決策の一部と財務相は述べた。