ブラジル中銀、年末に為替市場に介入する可能性=トンビニ総裁

ブラジル中銀のトンビニ総裁は22日、中銀が流動性供給に向け、
年末に為替市場に介入する用意があると述べた。

総裁は議会証言で、中銀はレアルの取引レンジを
設定していないが、投機からはレアルを守ると表明。

「必要であれば、われわれは年末、一時的な
流動性を供給するため介入する」と述べた。

年末にかけてドルは供給が減る一方で需要が
しばしば増えるが、年初には自然に元に戻る傾向が
あると指摘した。

インフレは抑制されているとした上で、物価上昇には
引き続き警戒していく方針を示した。