ギリシャ債務削減策、ドイツなどユーロ圏3カ国で議会承認が必要

ロイター調査によると、ユーロ圏財務相国際通貨基金
IMF)が合意したギリシャの債務削減策について、
ユーロ圏17カ国のうち3カ国の議会で採決が必要になる。

ドイツ連邦議会(下院)は今週中に協議を行い、
29日か30日に採決する見通し。

オランダ議会でも承認が必要となるが、中道右派
中道左派による連立政権はギリシャ支援を支持しており、
問題なく承認されるとみられる。

フランスでも議会の承認が必要だが、採決は
2013年予算または12年補正予算の一部として
行われる予定。

オランド政権は国民議会(下院)で
過半数議席を有している。

スロバキアなど、2年前のギリシャ向け第1次支援の
実施を遅らせた国々では今回は議会承認の必要はない。