欧州連合(EU)貿易担当相理事会は29日、
日本との経済連携協定(EPA)交渉を
開始することで合意した。
EU当局者が明らかにした。
日本とのEPA交渉開始をめぐっては、英国や
オランダ、スウェーデンは比較的前向きだった。
一方、自国の自動車産業保護を重視するフランスや
イタリアは、日本との競争激化を警戒、
抵抗の構えを示していた。
EUは韓国との間では既に自由貿易協定(FTA)を
締結しており、2011年7月の発効以来、韓国からの
自動車輸入は増加している。
EUと日本は合わせて、
世界経済の約3分の1を占める。
EPAが実現すれば、欧州だけで40万人の
雇用が創出されるとの試算もある。