英当局、バークレイズとカタール政府系ファンドの取引捜査 =報道

フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は1日、
バークレイズが金融危機さなかの2008年に当局による
救済を避けるため、カタール政府系ファンドに融資し、
同ファンドから投資を受けた疑いについて英国当局が
調査していると伝えた。

FT紙がウェブサイトを通じて複数の関係筋の話として
伝えたところによると、バークレイズによる
緊急資金調達について、英金融サービス機構(FSA)と
重大不正捜査局(SFO)が捜査している。

バークレイズは昨年8月、カタールの政府系ファンドである
カタール・ホールディングとの取引について英当局から
刑事捜査を受けていることを認めていた。

バークレイズの広報担当者はロイターに対し
「FSAとSFOによる捜査は続いている。
それ以上のコメントはできない」と述べた。

FSAはロイターに対しコメントを拒否した。