イタリア経済、今年は予想以上のマイナスも=中銀当局者

イタリア中銀当局者は28日、国内経済が今年、
予想以上のマイナス成長になる可能性があるとし、
長期にわたるリセッション(景気後退)に歯止めを
かける信頼できる景気対策が必要との考えを示した。

中銀のダニエレ・フランコ氏は議会で、マイナス1.3%としている
政府の今年の国内総生産GDP)伸び率予測について、市場の緊張が
増し世界経済の回復が遅れれば、この数字は疑問視されると指摘。

「景気後退の悪循環を断ち切るための効果的
かつ信頼ある景気対策が必要だ」と語った。