ユーログループ（ユーロ圏財務相会合）のダイセルブルーム議長は
31日、独仏が提案したユーロ圏に選任議長職を創設する案に対して
反対する姿勢を示した。
アテネを訪問中のダイセルブルーム議長（オランダ財務相）は、
ユーロ圏に選任議長を創設する案について、「目新しい提案ではない」
とし、「この件に関して加盟国間で様々な見方が出ていることは
承知している」と述べた。
ただ、ユーログループは自身が務める議長の下で機能しているとし、
少なくとも2014年末まで議長職を務める意向を表明。
選任議長創設については自身の任期が終了したあとの
2014年下半期に決定することが望ましいとの考えを示した。
