米QE3、9月に150億ドル縮小との見方優勢=NY連銀調査

7月30〜31日の米連邦公開市場委員会FOMC)前に
ニューヨーク連銀が実施したプライマリーディーラー
(米公認政府証券ディーラー)調査で、連邦準備理事会
FRB)の資産買い入れ縮小は9月に150億ドルの規模で
始まるとの見方が優勢だったことが明らかになった。

調査ではFRB量的緩和第3弾(QE3)について、
9月17〜18日のFOMCまで月額850億ドルの
資産買い入れが維持されるとの回答が中心となった。

ディーラーは、9月FOMCでは国債買い入れ
100億ドル、モーゲージ債買い入れが50億ドル、
それぞれ縮小されると予想した。

12月までにはさらに150億ドル減額され、
1カ月当たりの買い入れ規模は550億ドルに
なると予想した。

ニューヨーク連銀が6月のFOMC前に実施した調査では、
資産買い入れの縮小開始は12月と予想されていた。