ブラジル中銀、レアル防衛で600億ドル規模の為替介入へ

ブラジル中央銀行は22日、年末までに少なくとも
600億ドルの資金を投入する為替介入プログラムを発表した。

5年ぶりの安値近辺に低迷する
通貨レアルの防衛を狙った思い切った措置だ。

中銀によると、毎週月曜から木曜までレアルを
支えるために5億ドル規模の通貨スワップを提示し、
毎金曜にはスポット市場で10億ドル規模の
レポ取引を通知する。

中銀はこのプログラムを23日から開始して
12月まで続けるとした上で、有効性が確認されれば、
追加的な入札を発表する可能性もあると表明した。