独金融規制当局、ドイツ銀行ロンドンオフィスに担当者派遣へ=関係筋

外国為替市場の不正操作疑惑の調査を進めるため、
ドイツ連邦金融サービス監督庁(BaFin)の担当者らが、
ドイツ銀行のロンドンオフィスに派遣される。

事情に詳しい関係筋が20日明らかにした。

ドイツ銀行は先週、ニューヨークにいる
複数の為替トレーダーを停職処分とした。

米当局はシティグループの英国オフィスに
調査官を派遣、国際的に調査が進められている。

19日付の独誌シュピーゲルは、BaFinが
この問題を最優先事項と位置付け、
「特別調査」に乗り出す方針と報じた。

BaFinから現時点で
コメントは得られていない。

ドイツ銀行はコメントを拒否。

その上で調査に協力すると共に、必要に応じて
関係者の処分を行うとした過去の声明を言及した。

同筋は、ドイツ銀行ロンドンオフィスへの担当者の
派遣時期は明かせないと話したが、現時点で
まだ始まっていないとした。

また、BaFinがドイツ銀行の米本部(ニューヨーク)に
担当者を派遣するかについて確認できないとした。