景気回復が米国に遅延する中でのユーロの上昇、興味深い=仏中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの
ノワイエ仏中銀総裁は12日、ユーロ圏経済の
回復が米国に遅れをとっていることを踏まえると、
外国為替市場でユーロが対ドルで
上昇していることは「興味深い」と述べた。

同総裁はBFMビジネスラジオに対し、
「現在は興味深い状況にある」とし、
「景気サイクルの面でユーロ圏は
米国に遅れをとっている。
エコノミストはドルが上昇し、
ユーロが若干下落することが
理にかなっているとの見方を
示している」と述べた。