日本の内需を懸念、世界市場のボラティリティ監視=G20で米財務長官

ルー米財務長官は18日、20カ国・地域(G20
メンバーに宛てた書簡の中で日本経済について触れ、
過去2年は主に内需に支えられてきたとしつつ、
内需の見通しは不透明になったとの認識を示した。

長官は「日本経済は過去2年間、主に内需
牽引されてきたが、国内需要の見通しに
かげりがでてきた」と述べた。

米国はグローバル市場の「かなりのボラティリティ」を
注意深く監視しているとも指摘した。

国際通貨基金IMF)改革に向け必要な
米国の拠出金つけかえを議会が承認しなかった
ことには深く失望したとし、シドニーで週末
開かれるG20では新興国からの批判に耳を
傾けたいと述べた。