ECB、資産査定期限守らない銀行に厳しい姿勢で臨む方針=関係筋

欧州中央銀行(ECB)が19日までに、ユーロ圏
各国の銀行監督当局者ら数百人をフランクフルトに集めて、
銀行の資産査定(AQR)について説明し、各種期限を
守らない銀行に厳しい姿勢で臨む方針を伝えた。

会合内容に詳しい関係筋が明らかにした。

関係筋の1人は「各種期限は極めて神聖なものだ」
と述べ、期限までに所定の情報を提出できない銀行に
対しては、保守的な査定を行い資産状況を推定する考えを
示した。

会合の大半は査定指針の詳細に関するもので、
別の関係筋は指針について、細部にわたって
非常に細かい指示がされていると話した。

ECBは会合についてコメントを避けた。