2013年外為取引出来高は前年比14%増、欧州・日本で好調
金融サービス調査会社グリニッジ・アソシエイツが
5日公表したリポートによると、2013年の世界の
外国為替取引高は、前年比で14%増加した。
欧州と日本で大幅に伸びた。
金融機関同士の取引が
18%増加して全体を押し上げた。
顧客の為替取引高の取り扱いシェアは、
首位のドイツ銀行が12.4%。
2位がUBSで12.1%、3位がシティグループの11.7%、
4位が英バークレイズで10.5%、5位がJPモルガン・
チェースで6.2%だった。
外為市場は電子取引が主流になりつつある。
2013年の金融機関の電子取引利用率は77%と、
前年比で3%ポイント上昇した。
グリニッジのコンサルタント、ピーター・ダマリオ氏は
リポートで、取引の電子化により最大の恩恵を
受けているのは最高の取引プラットフォームを
有している銀行だと指摘。
「一般的に、これらの高度なシステムの構築や実装、
メンテナンスに多額の投資をする余裕があるのは
大手銀行だ」との見方を示した。
新興国通貨の取引拡大も
電子取引の増加につながっている。
2013年の新興国通貨取引のうち、電子取引に
よるものは56%となり、前年の52%から増加した。