ユーロ高を言い訳にせず、仏と欧州企業の競争力強化すべき=仏経済相
フランスのモスコビシ経済・財務相は9日、
同国の輸出減少はユーロ高が原因だとする
批判に反論し、通貨が上昇していてもフランスと
欧州の競争力を強化しなければならないとの見方を示した。
仏BFMテレビの取材に答えた。
仏自動車大手ルノーやエンジニアリング
大手シュナイダー・エレクトリックは
最近の数カ月間、ユーロ上昇で利益に
影響が出ていると明らかにしている。
モスコビシ氏は、「ユーロは高水準にある。
(だが)われわれは通貨をスケープゴートに
してはならない」と主張。
「最優先で回復しなければならないのは、
企業の健全性と競争力だ。ユーロ高を、
欧州とフランスの改革を避けるための
言い訳にすべきではない」と述べた。
フランスの貿易赤字は2011年に
過去最高の740億ユーロに拡大。
仏企業が国際市場で競争力を
失っている証拠の1つとなっている。
以来、赤字額は縮小しつつあるものの、
主に輸出より輸入の方が急速に
減少しているためとみられている。