米規制当局、超高速取引の優遇問題で大手業者と取引所を調査=報道

米ウォールストリート・ジャーナル紙は、
商品先物取引委員会(CFTC)が超高速取引
(ハイフリークエンシー・トレーディング)を
めぐり、大手業者とCMEグループ及び
インターコンチネンタル取引所を調査していると
報じた。

証券取引委員会(SEC)も、取引所が
超高速取引業者を含む特定の顧客に対し、
注文を優先的に扱うソフトウエアの構築などで
優遇したかどうかを調べているという。

CFTCとSECのコメントは得られていない。

同紙によると、CFTCは、大口顧客に
取引手数料の割引などの特典を与える
プログラムに焦点を絞っており、今年上場を
計画しているバーチュ・フィナンシャルと
ジャンプ・トレーディングが調査の対象と
なっている。