米消費者、労働市場に一段と楽観的に=NY連銀月間調査

米ニューヨーク連銀が14日公表した
3月の消費者調査報告から、若い世代を
中心に労働市場に対する楽観的な見方が
高まっていることが明らかとなった。

調査によると、失業した場合、新しい職が
見つかる確率は平均で48.95%との回答が
示された。

2月の46.1%から上昇し、NY連銀が
同調査を開始した昨年6月以来の
高水準となった1月の48.98%に迫った。

とりわけ、年齢40歳以下の年齢層は、
60.38%の確率で新しい職が見つかると
回答しており、昨年6月以来の高水準となった。

40〜60歳の回答も45.52%の確率と、
2月の43.49%から上昇した。

60歳以上の年齢層は30.39%と低い水準に
とどまったものの、調査開始以降の低水準と
なった前月の25.4%からは改善した。