ドイツのメルケル首相は26日、欧州議会選挙で
欧州連合(EU)統合に懐疑的な政党が躍進したことは
残念だとの認識を示し、成長や雇用、競争力促進政策で
有権者の信頼を取り戻す必要があると指摘した。
首相は記者会見で「ポピュリストや右翼にとって
良い結果となったことについては、注目に値することで
あり、残念なことだ」と指摘。
「問われるべきなのはいかにわれわれが有権者を
取り込むかであり、これはフランスにも当てはまる」
とした上で、「私としては、競争力や成長、雇用に
注力することが失望に対する最良の答えだと思う」
と述べた。