欧州委がフランスに圧力、「早急に改革加速を」

欧州委員会は27日、フランス新政権は早急に
改革計画を加速する必要があるとの考えを示した。

フランスでは今週に入り、経済政策をめぐり、
政権内の亀裂が表面化。

オランド大統領は内閣改造に追い込まれた。

オランド政権はすでに、今年の財政赤字削減目標の
達成は困難と認めており、来年に関しても達成する
公算は小さい。

カタイネン欧州委員(経済・通貨担当)の報道官は
「フランスだけでなく、同様の状況に置かれている
すべての国は構造改革を加速する必要がある」とし、
新政権に対しも改革実施を迫った。

新政権の陣容に関してはコメントを控えたが、
改革推進の意思を確認することが肝要と述べた。