ECB、必要なら金融政策一段と調整する用意=クーレ理事

クーレ欧州中央銀行(ECB)専務理事は、ECBは必要なら
金融政策をさらに調整する用意があるとの考えを示した。
30日付ギリシャ紙タネアとのインタビューで述べた。

専務理事はその中で「ECBは、実体経済への与信を
拡大するとの条件で、銀行に追加の流動性を提供する。
必要なら金融政策の方向性をさらに調整する用意がある」
と述べた。

またECBの措置はこれまでユーロ圏の安定に寄与したとし、
最近の政策決定は金融政策の緩和的な方向性をとりわけ
確実にしたとの考えを示した。