S&Pがギリシャ格上げ、財政再建リスク低下

S&Pは12日、ギリシャの長期信用格付けを
「Bマイナス」から「B」に1段階引き上げた。

見通しは「安定的」とした。

財政再建へのリスクが低下したという。

同社は声明で、ギリシャ経済が来年、
7年間続いたマイナス成長から脱すると予想。

実質、名目国内総生産GDP)の回復に伴い、
2014〜2017年に基礎的財政黒字のGDP比が
平均2%に達すると指摘した。

同社はまた、短期の信用格付け「B」、
「安定的」とした見通しを確認した。