2014-09-14から1日間の記事一覧

いよいよレンジを離れました

今週の為替相場は、いよいよレンジを離れた ドル円相場の行方に関心が集まります。金融緩和を終えて、金融引き締めに向かうドルと、 景気の冴えない動向を睨んで、追加緩和がある 円の動向が注目されています。ドル円は、日米の対照的な金融政策を睨んで、 …

今週の材料は?

今週も各国経済指標の発表が目白押しです。米国は堅調、欧州は軟調な経済指標の 発表が予想されます。この中、米国ではFOMCが開催されます。緩和解除に向けたテンポが早まるのか否か、 そのヒントがどんな形で出るのか、注目されます。米国では 【15日】 9月…

米FRBが金融安定委員会を創設、委員長にフィッシャー副議長

米連邦準備理事会(FRB)は12日、新たに 創設した金融安定委員会の委員長に、 フィッシャー副議長が就任すると明らかにした。委員会メンバーには、ブレイナード、 タルーロの両理事が含まれるとしている。米財務省、銀行のスワップ国外移転を注視=WSJ紙 米…

S&Pがギリシャ格上げ、財政再建リスク低下

S&Pは12日、ギリシャの長期信用格付けを 「Bマイナス」から「B」に1段階引き上げた。見通しは「安定的」とした。財政再建へのリスクが低下したという。同社は声明で、ギリシャ経済が来年、 7年間続いたマイナス成長から脱すると予想。実質、名目国内総生産(…

ABS購入は大規模、物価安定へ追加措置用意=ドラギECB総裁

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は12日、 ECBが先に決定を下した資産担保証券(ABS) 買い入れについて、大規模になるとの見通しを示した。また各国政府の構造改革なくして 域内の景気回復なしと強調した。総裁は、ユーロ圏財務相会合後の記者会見で、 ABSの…

ユーロ圏財務相、EU財政規則堅持で一致

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)の ダイセルブルーム議長は12日、この日の会合で 欧州連合(EU)の安定成長協定が掲げる財政規則の 堅持で合意があったと明らかにした。フランスのサパン財務相は10日、同協定に基づき 財政赤字の国内総生産(GDP)比率…

金融政策、コミットメントの強さ重要=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は12日、都内の政策研究大学院大学の 学位授与式で講演し、デフレ脱却には中央銀行のコミットメント (目標達成の意思)の強さが重要との認識を改めて示した。黒田総裁は卒業生に対して、1)理論と実践の調和、 2)多様性の重視などの必要…

英RBS、スコットランド独立賛成多数ならロンドンへ移転

英金融大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド (RBS)は11日、スコットランド独立の是非を問う 来週の住民投票について、賛成が多数となったら 本拠地をエジンバラからロンドンに移すと発表した。ただ本社機能と雇用のかなりの部分は 引き続きスコット…

英銀行、緩和策解除リスクに備え必要=中銀当局者

イングランド銀行(英中央銀行)金融行政委員会の コーン委員は11日、国内の銀行に対し、世界の中銀が 量的緩和などの非標準的措置を解除した場合に 金融市場が混乱に陥るリスクに備える必要がある と訴えた。英国銀行協会に向けた講演でコーン氏は、 英経済…

ドイツ景気は拡大基調維持、地政学的紛争が重しに=経済省月報

ドイツ経済省は10日公表した月報の中で、国内景気は 引き続き拡大基調にあるものの、地政学的紛争や 自国以外のユーロ圏地域における景気低迷が 経済成長の重しになっているとの見方を示した。月報は「世界経済は成長しているが、 想定よりもペースは鈍い」…

大手銀のバーゼルⅢ対応前進、不足金150億ユーロに縮小=BIS

国際決済銀行(BIS)は11日、新銀行自己資本規制 (バーゼルIII)に関する報告書で、銀行の新規制への 対応が進展しており、最低7%のコアTier1(狭義の 中核的自己資本)比率の達成に拡充が必要な不足資金が 減少したと明らかにした。12月末時点における世…

ECB月報、イタリアに財政基盤の強化迫る

欧州中央銀行(ECB)は11日公表の月次報告で、 イタリアの予想よりも弱い経済動向が今年の 財政赤字削減目標の達成を危うくしていると警告し、 同国政府に対し一段と財政基盤を強化するよう求めた。イタリアのレンツィ首相は今週、今年の経済成長率が 「ゼロ…

インフレ率の下振れ続けば長期期待へのリスク=プラートECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は、 ユーロ圏のインフレ率が予想を下回る状況が続けば ECBの長期的なインフレ期待に対するリスクになる との見解を示した。イタリアのソレ24オレ紙とのインタビューでの発言。同氏は、「短期的な期待が悪化すれば長期…

ECB、量的緩和の可能性排除できず=コンスタンシオ副総裁

欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は、 ECBは巨額の国債を買い入れる量的緩和(QE)の 実施を余儀なくされる状況を望んでいないが、 その可能性は排除できないとの考えを示した。11日付の独紙ベルゼン・ツァイトゥングに 掲載されたインタビューで…

ECBは必要なら追加措置、各国は投資拡大に向け構造改革を=ドラギ総裁

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は11日、ユーロ圏の 成長拡大に向け、投資や構造改革の実施を各国政府に求めた。EUrofi金融フォーラムでの講演で述べた。物価安定の責務を果たすため、必要なら 一段の措置を講じる用意があると言明。新たに導入する措置はバラ…

ニュージーランド中銀、政策金利を3.50%に据え置き

ニュージーランド準備銀行(中央銀行、RBNZ)は11日、 政策金利を3.50%に据え置いた。中銀は、成長が鈍化し、インフレ圧力が 抑制されている状況となっていることを踏まえ、 当面は様子見姿勢を維持するとの見解を示した。

追加緩和手段に限界ない、現時点で議論不要=黒田日銀総裁

黒田東彦日銀総裁は11日、テレビ番組に初めて生出演し、 2%の物価目標に向けて、現在は順調に進んでいるとの 見解を改めて強調した。必要があれば追加緩和を辞さない姿勢を繰り返し、 現時点で検討は不要としつつ、追加緩和手段は 豊富にあるとの見解を表明…

スコットランドに巨額の準備必要、独立後ポンド継続で=英中銀総裁

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は10日、 スコットランドが独立を選択し、分離後に英国政府との 合意なくポンドを通貨として使用し続ける場合、かなりの 規模のポンド準備を確保しておく必要があるとの考えを示した。議会での証言で述べた。ス…