中国経済に一定期間の痛み、影の銀行が主要問題=財政次官

中国財政省の朱光耀次官は、国内経済を
より緩やかな持続的成長に向けるには
「一定期間の痛み」が伴うとし、影の銀行が
主要な問題だとの見解を示した。

20カ国・地域(G20)首脳会議に同行している
同次官は記者団に対し、「長期にわたり
積みあがった問題」があるとした。

その上で、国家主席が提唱した「新常態」という
フレーズを繰り返し、成長速度を超高速から
適度に速いスピードに切り替えていると述べた。

その上で、これまでに打った大規模な景気対策
こなしていくにあたり、一定の痛みを伴う期間の
なかにあるとの見方を示した。

影の銀行問題については「銀行業務の派生、
つまり銀行の信託商品となっていることが
大きな問題」と指摘。

しかし国内金融の規模に比べて影の銀行は
それほど大きくなく、「急激に拡大したことが
最大のリスク」と述べた。

次官は世界経済の成長速度は遅すぎ、
均衡がとれていないと指摘。

また米国に対し国際通貨基金IMF)の
出資比率などで早急に合意するよう求めた。

総選挙、円安円高どっち?

今週の為替相場は、日本の総選挙が
円相場にどのような影響を与えるのか
見極める動きになりそうです。

降って湧いたような総選挙で
唖然としています。

なぜ今、総選挙なのか、政治家も、
官僚も、経済界も分からないのだと思います。

国民は、もっと分かりません。

12月14日の可能性が高いようですが、
具体的な争点は何なのか、説明を
されてもわかりません。

安倍首相の中間考査、何て言っているようですが、
安倍首相の安倍首相による、安倍首相のための
総選挙という、趣が強いようです。

総選挙の結果、来年10月に予定されていた
消費税率引き上げが、1年半延期される可能性が
高いようですが、それがどんな影響を
与えるのでしょうか。

財政再建の動きが遅れることは、
国際的に日本の信認の失墜に繋がります。