今週の材料は?

今週も各国で経済指標が発表されます。

特に欧州の経済指標は要注意かと思います。

ECBは追加緩和策を実施したい意向のようで、
欧州の経済指標が悪化するようなことがあれば、
追加緩和に踏み切る材料になると考えています。

この中、米国では雇用統計が発表されます。

失業率は5.7%が予想され、非農業部門の
新規雇用者は24.0万人増が予想されています。

雇用統計は、力強い米経済の裏付けと
見られているだけに、予想対比で悪化すると、
金融市場に影響を与える可能性があります。

米国では
【6日】
12月のISM非製造業景況指数(予想58.0、前回59.3)

【7日】
12月の全国ADP雇用者数(予想22.8万人増、前回20.8万人増)
11月の貿易収支(予想420億ドルの赤字、前回434億ドルの赤字)
FOMC議事録12月16、17日分

【8日】
最新週の新規失業保険申請件数(予想29.0万件増、前回29.8万件増)

【9日】
12月の失業率(予想5.7%、前回5.8%)
12月の非農業部門雇用者数(予想24.0万人増、前回32.1万人増)

欧州では
【5日】
12月のスイスPMI製造業(予想52.8、前回52.1)
12月の英PMI建設業(予想59.0、前回59.4)
12月の独消費者物価指数速報(予想前年比0.3%上昇、前回0.6%上昇)

【6日】
12月の伊PMIサービス業速報(予想51.3、前回51.8)
12月の英OMIサービス業(予想58.5、前回58.6)

【7日】
12月の独失業率(予想6.6%、前回6.6%)
12月の独失業者数(予想0.7万人減、前回1.4万人減)
11月のユーロ圏失業率(予想11.5%、前回11.5%)
12月のユーロ圏消費者物価指数速報(予想前年比0.1%低下、前回0.3%上昇)

【8日】
11月のユーロ圏小売売上高(予想前年比0.2%増、前回1.4%増)
11月のユーロ圏生産者物価指数(予想前年比1.4%低下、前回1.3%低下)
イングランド銀行政策金利発表

【9日】
12月のスイス失業率(予想3.4%、前回3.2%)
11月の独鉱工業生産(予想前月比0.3%上昇、前回0.2%上昇)
11月の独経常収支(予想230億ユーロの黒字、前回231億ユーロの黒字)
11月の独貿易収支(予想205億ユーロの黒字、前回221億ユーロの黒字)
12月のスイス消費者物価指数(麗水前年比0.2%低下、前回0.1%低下)
11月の英鉱工業生産(予想前月比0.2%上昇、前回0.1%低下)
11月の英商品貿易収支(予想95.00億ポンドの赤字、前回96.20億ポンドの赤字)

日本では
【6日】
12月のマネタリーベース(前回前年比36.7%増)

【9日】
11月の景気動向指数速報一致CI指数(前回109.9)
11月の景気動向指数速報先行CI指数(前回104.5)