ギリシャ財務相「別の提案に合意する用意があった」

ギリシャのバルファキス財務相は16日、
新たな主要財政政策を停止する代わりに、
4〜6カ月分の追加資金を受け入れる案で、
債権団と合意する用意があったことを
明らかにした。

同氏によると、この日のユーロ圏財務相会合
(ユーログループ)前に、欧州委員会
こうした提案を行った。

だが、デイセルブルム議長(オランダ財務相)が
異なる内容の提案を行った。

現行の支援プログラムの延長を義務付ける
内容だったため、署名できなかったとした。

欧州委当局者は、モスコビシ委員(経済担当)が
バルファキス氏との協議で考えを寄せたが、
財務相会合の提案だけがこの日、
話し合われたという。